奇縁まんだら 瀬戸内寂聴

奇縁まんだら

奇縁まんだら

日経新聞連載時から評判だったそうな。自身との交流に基づく文士の人物像。八十代になってよくこれだけ記憶してられるものと感心する。興味深い記述の連続で次々読んでしまう。横尾忠則さんの挿絵もまた秀逸。実家が買ったのもうなずける。